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獨協埼玉高校

高校説明会レポート
獨協埼玉高校

9月9日(火)の高校入試説明会のご報告です。
獨協埼玉高校は埼玉県越谷市にある創立から35年の私立高校で最寄駅は東武スカイツリーライン「せんげん台」駅からバスで5分ほどの距離にあります(徒歩でも行けますが20分はかかりそうなのでちょっときついかも)。バスを利用した場合、川間駅から高校まではおよそ40分足らずといったところでしょう。
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獨協埼玉高校はその名の通り語学で有名な獨協大学(獨協学園)の系列校です。ただ近年は獨協大学への進学者は決して多くなく、卒業生全体の18%程度(過去最も多い時には約60%の卒業生が進学していたころもあった)となっています。これは「推薦枠が減った」といったことではなく「国公立含め他大学への合格が増えてきた」結果のようです。説明会の場でも、上位の大学に進学できる優位性を強調するのではなく「当校は『付属』ではなくあくまで『系列』です。」という説明がありました。獨協埼玉→獨協大学はあくまで選択肢の一つにすぎない。ということです。
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説明会の会場として使用した食堂です。改修後ということできれいでした。

これと結びついて、教育の特色は勉強やスポーツなどにおいて特化した生徒を作り上げるのではなく全人格的な人間形成を掲げているところでしょう。実際、入試(入学)時点で選抜的なコースは無く、グラウンドなどの施設も整っている割に、それを利用してスポーツの実績をあげて外部にアピールしようという姿勢も見受けられません。一部の分野や一部の生徒に特化しないというのが学校の姿勢のようです。


では入試について
平成27年度 入試要項

募集定員  男女合わせて160名
第1回入試
  試験日  1月22日(木) 単願・併願とも
  試験科目 国数英の3教科 + 単願のみ面接

第2回入試  1月23日(金) 単願・併願とも
  試験科目 国数英の3教科 + 単願のみ面接

合格発表(第1回・第2回とも)
       1月24日(土) 校内掲示・インターネット


1年時での選抜コースがないため、現在の私立高校の入試としては非常にシンプルな入試といえるでしょう。第1回、第2回とも受験する場合はそのどちらかが合格ラインに達していればもちろん合格。また、1回の受験料は25000円ですが、両日受験の場合は受験料は30000円になります。


ちなみに前回入試の結果は以下の通りです。
(単願) 受験者  113名
     合格者   95名
     入学者   95名
     倍率  1.19倍

(併願) 受験者  502名
     合格者  410名
     入学者   63名
     倍率  1.22倍


まとめ
比較的ゆったりとした高校生活をおくりたい。あるいは勉強もスポーツも程良くやっていきたい。でも大学はやはりG-MARCHくらいは狙いたい。という人にはお勧めです。ただしあまり学校側が厳しく指導するタイプではないので、ある程度、自分でしっかりやることをやらないと大学進学時に苦労することになるかも・・・


Commented by 我が子、どったま卒 at 2015-02-17 09:52
子供の気持ち、と親の気持ち?
子供の気持ちとしては、部活に友達関係、学校の雰囲気が我が子にあっていて、とても良い学生生活を送ることができていたと思います。
しかし、親の気持ちとしては、勉強に少し放任過ぎ(自由)では?と思うところがありました。考え方の違いですが、高校3年では授業も減り個人任せでしたので、心配でしたので現役予備校に行かせました。
一応、march大学に合格することができ良かったのですが、あの時期に学校からのフォローがないと親としては心配でした。
後で聞いた話ですが、獨協大学に内部進学する生徒に対しては卒業論文、大学からの課題などかなり熱心に指導してくれたらしいです。
あくまでも一個人の意見ですが、今の時代に現役予備校が当たり前と考えれば、学校は楽しく過ごせ、授業に縛られない自分にあった受験勉強が予備校で出来たのではないかと思っています。
by neoinformation-s | 2014-09-23 23:52 | 入試説明会レポート | Comments(1)